ニースで触れた“Beauty for good”の源流
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フランス・ニースのHERCULE STUDIO社を訪れたのは、少し前のこと。
今回は今後公開されるコンテンツのもととなる、今回の旅で感じたHERCULE STUDIOの“美しさの根源”を少しだけ皆さまにもお届けしたいと思います。
ニースという土地が宿す、美の記憶
HERCULE STUDIOの本社は、ニース中心地にほど近いアパルトマンの一室にあります。
窓の外には、地中海の柔らかな光、歴史ある建築、そして自然が織りなす静かな風景が広がっていました。
ブランドのすべてのプロダクトは、このニースの景色からインスピレーションを得ています。
実際にその土地に立つことで、プロダクトに宿る色彩や質感が、単なるデザインではなく“土地の記憶”として形づくられていることを深く理解することができました。

“生活を美しく整える”という創業者の願い
オフィスは、創業者 Joy の美意識が細部にまで行き届いた空間でした。
彼女は「生活のあらゆるシーンを美しく整えたい」という想いから、2023年にHERCULE STUDIOを立ち上げています。
美しさが人や環境に力を与えることを日常で実感していたことがブランド哲学である“Beauty for good”の発端となっています。
現在、ブランドは創業者を含む6名の若いチームによって運営されています。
全員がブランドの哲学を深く理解し、それぞれの専門性を生かしながら、日々なにが最善かを議論し続けていました。
その姿勢に触れ、ブランドが纏う静かな強さの理由を実感しました。

“つくる”の先にある、誠実なものづくり
滞在中は、取り扱い施設や製造工場も訪問しました。
どの場所でも共通していたのは、関わる人々が“製品そのもの”だけでなく、“ブランドの思想”を深く愛しているということ。
HERCULE STUDIOの製品は、一つの工場で大量生産されるのではなく、工程ごとに専門性の高い小規模工場が担うことで、クラフトマンシップを継承しながら丁寧に作られています。
「作って終わり・売って終わり」ではなく、“長く愛される美しさ”を届けるための誠実な姿勢が、静かに息づいていました。

なぜ、HERCULE STUDIOでなければならないのか
大量生産のプロダクトが溢れるいま、HERCULE STUDIOの存在は、どこか凛とした佇まいを放っています。
それは、デザインの美しさだけではなく、その背景にある“人の想い”と“土地の記憶”が、確かな説得力を持っているから。
今回の訪問を通じて、「だからこのデザインなのだ」と腑に落ちる瞬間がいくつもありました。
このブランドにしかない魅力を、これからも日本の皆さまに丁寧にお届けしていきたいと思います。
新しい企画やコンテンツも準備しておりますので、どうぞ楽しみにお待ちください。